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バトゥールサンライズトレッキング体験記その1<登り編>

深夜発!眠い目をこすりながら

人生で初めてのナイトトレッキング

2018年4月21日、バリ島の景勝地キンタマーニ高原にあるバトゥール山のサンライズトレッキングというものに生まれて初めて参加することになった。バリ島で3番目に高い標高を誇るバトゥール山の高さは1717m、この一帯に広がる広大なカルデラの一部を成す活火山で2012年には世界遺産にも登録された。スピリチュアル的に言うと地球にもエネルギーセンターとなるチャクラが存在し、バトゥール山はその第一チャクラとされているのだとか。日の出を見るのがメインの登山となるので、登り始めるのはなんと午前3:30、そこから約1時間半〜2時間をかけて登り、頂上にてご来光を待つこととなる。何せほぼ初めてという本格的な登山に加えて、深夜出発ということで「何を着て行けば?」「持ち物は?」など分からないことだらけだが、誰も彼もが口を揃えて言うのが「バトゥール山は初心者向け」「ちょろいから大丈夫」という楽観的な言葉ばかりで、「何とかなるだろう」と結構安易に考えていた。

当日の流れ

0:30 デンパサール市内出発

自宅のあるデンパサール市内の出発は深夜12:30過ぎ、普段なら丁度いまから夢の中!という時間に起きて出発というのは多少心が萎える。途中で水やパン、お菓子などを買うためにコンビニに寄り、そこから集合地となるキンタマーニ高原にある「レイクヴュー」を目指す。約2時間の道のりと聞いていたが、夜中ということもあり到着したのは、深夜2時。当然車で爆睡する時間もなく、眠気でぼーっとなった頭で車を降りる。標高の高さから年間を通し昼間でも肌寒いキンタマーニ高原の夜はさぞかし寒いだろうとかなり覚悟を決めて行ったのだが、意外にも寒くなくほっとひと安心。レストランでは、コーヒー、ハーブティの他、ちょっとしたケーキなども用意されていて、そちらを軽く頂いた後、登山ガイドさんの車に乗り換え、出発地であるトヤブンガへ向かう。

3:30 登山開始

「レイクビュー」のあるペネロカンから20分ほどガタガタ&グルグルの山道を下り、出発地点となる駐車場へ到着。バトゥール山トラッキングには昼夜を問わず、地元出身の登山ガイドさんを付けないといけないという決まりがあるため、それぞれガイドさんを伴った参加者が続々と集まり始める。ざっと数えたところ100名はいく感じで、欧米人がほとんどであとは最近のブームを反映してかインドネシア人小グループといったところ。登山口の標高は約1000m、頂上まで700mの差となる。歩き出してまもないところに出現した小さなバリヒンドゥーの寺院にガイドさんがお祈りをした後、本格的なトレッキングが開始。

3:30〜6:00 登山

当然ながら街の明かりはなく、参加者がそれぞれ持つ懐中電灯が一本の光の帯として見えるだけの真っ暗闇の山道をひたすら歩く。初心者で自分のペースというものが分からない私は、休憩をどのタイミングで取りたいと言えばいいのか分からないままひたすら前の人に遅れないようにとばかりを気にしてしまったため、半分もいかない地点ですでに息が上がってしまった。ガイドさんにゆっくり呼吸をするように言われるが、全く先の見えない暗闇への恐怖も同時に襲ってきてほぼ過呼吸状態となったしまった息が収まらず、リタイアすることが何度も頭を過る。そんな中、急に視界が開けた休憩ポイントで見た景色に気分の悪さもすっかり吹っ飛んでしまった。下を見ればバトゥール湖に反映する湖畔の家の明かり、そして上を見ればまるで手を伸ばせば届きそうなほど近くに見える満点の星…山頂付近ではゴツゴツ険しい岩に加え濃い霧に包まれてまた先を見失いそうになるが、何とか脱落せずに無事に頂上に到着した。

6:00過ぎ 頂上到着

登りきった先には濃い霧が発生していて、そろそろご来光が見えてもいい時間だというのに全く視界が利かない状態。ブログやYoutubeで”バトゥール山”と検索すれば、必ず目にするあの真っ赤なサンライズだけを楽しみにここまで来たはずなのに、そんな姿なんてかすりもしない空の様子に仕方がないとは分かってていても一抹の寂しさがこみ上げてくる。荷物になるのをせっかく持ってきたカメラに写すものもないし、ひどい湿気で滝のように流れた汗で髪はべちょべちょ、さらに濡れた服が冷え切って寒い…事前の天気予報でも午後から雨って書いてあったし、ガイドさんが持ってきてくれたバナナケーキや地熱を活かして調理されたゆで卵といった朝食を食べたら一目散に降りたいとばかり考えていた私は、肝心なことを思い出すのを忘れていた。そう、山の天気は変わりやすいということだ。

 

→次へと続く

バトゥール

キンタマーニ高原の写真で必ず目にする写真左の山がバトゥール山でカルデラのちょうど中央くらいにある活火山

バトゥール

<当日の服装>

半袖ライクラTシャツ、ネルシャツ、ナイロンパーカー+スポーツ用レギンス&ショートパンツ+トレッキングシューズ

<持ち物>

薄手のレインコート(普段使用のバイク通勤用)、トレッキングポール、水600mmポットボトルx2本、日焼け止め、帽子、サングラス、タオルなど

「レイクビュー」では出発前に飲み物&スイーツが用意されていた

山の麓にある駐車場から出発

ビデオ用のライトを当てているので明るくみえるが懐中電灯だけではもっと薄暗い

途中にあるヒンドゥー寺院

途中の休憩ポイントから見た湖畔の村の明かりに大分心が救われた

山頂付近ではこのゴツゴツした岩を登っていく

途中から濃厚な霧に辺りが包まれ始める

山頂に到着直後はまだ濃い霧に包まれていた

バナナケーキやゆで卵の朝食を頂く

ご来光を諦めた直後にうっすらと光が見え始める

 

 

 

 

 

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